なんだかんだで第11期以来、1年7か月ぶりに挑戦者決定戦へ参加してきました。
デッキの方はというと、もはや困ったときは「これ」といわれそうな気もしますが、4Cサバイバル。
リストの方はこちらです。
https://article.hareruyamtg.com/article/34344/#14
前週のトライアルで勝った時のリストから数枚変更が入ってますが、ほぼ同じです(《Savannah》が1枚減って《Bayou》が増量されたのと、サイドの《暗殺者の戦利品/Assassin’s Trophy》が1枚減って《活性の力/Force of Vigor》が増えてます)。
MOなどで上がってるリストと異なるのが、《むかしむかし/Once Upon a Time》とサイドの《耳の痛い静寂/Deafening Silence》の採用だと思います。
個人的な意見ですが、初動0マナで土地or生物を探せる《むかしむかし/Once Upon a Time》は、サバイバルにとって非常に相性の良いカードだと思ってます。
具体的には、《Bazaar of Baghdad》ルートで追加の《復讐蔦/Vengevine》や《虚ろな者/Hollow One》を探しにいくことで爆発力をあげたり、ヘイトベアルートとのプラン選択で迷った際、5枚見ることで判断材料となったり、場合によっては《Bazaar of Baghdad》自体を探すといった動きをする場合もあります。
当然、途中で引いてしまったとしても、2マナであれば十分プレイ可能な重さですし、仮にプレイする余裕がなかったとしても《Bazaar of Baghdad》の捨て札として迷わず切ることができます。
ちなみに、サイドボードアウトするカードとして選択しやすいです(そもそもデッキになかったとしても、デッキの戦闘力自体は維持できるため)。
また、《耳の痛い静寂/Deafening Silence》も、逆説やTPSといったチェインコンボに対しては非常に有効なうえに、土地と生物がデッキの3/4以上を占めるサバイバルであれば、自分へのデメリットはほぼありません。
また、《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》の登場で、生物&アーティファクトがコンボ対策として信頼度が低下している中で、エンチャントというのも大きなメリットです。
ちなみにこの2枚に関しては、14期の防衛戦がエルドレインの王権の発売後であったら(カードの情報は公開されてた)使うつもりでいたんですけどね…。
で、ここからは大会の結果ですが、
R1 bye
R2 ホガークヴァイン ✕✕
R3 土地単(ハグラ型) ✕○○
R4 URデルバー ○✕○
R5 逆説(バント)✕○✕
R6 逆説(ティムール)✕○○
の4-2で、最終順位は14位でした。
R2に関しては、《甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis》の有無によるデッキの爆発力の差。
R5に関しては、3ゲーム目の初手キープに甘さがあったのと、途中のミスに動揺してミスを重ねてしまったのが敗因だったと思います。
あと1勝が遠かったわけですが、また次回頑張るとしましょうw。
では今回はこの辺で。
PS:くとぅるふさん、第15期ヴィンテージ神就任&2冠達成おめでとうございます。
デッキの方はというと、もはや困ったときは「これ」といわれそうな気もしますが、4Cサバイバル。
リストの方はこちらです。
https://article.hareruyamtg.com/article/34344/#14
前週のトライアルで勝った時のリストから数枚変更が入ってますが、ほぼ同じです(《Savannah》が1枚減って《Bayou》が増量されたのと、サイドの《暗殺者の戦利品/Assassin’s Trophy》が1枚減って《活性の力/Force of Vigor》が増えてます)。
MOなどで上がってるリストと異なるのが、《むかしむかし/Once Upon a Time》とサイドの《耳の痛い静寂/Deafening Silence》の採用だと思います。
個人的な意見ですが、初動0マナで土地or生物を探せる《むかしむかし/Once Upon a Time》は、サバイバルにとって非常に相性の良いカードだと思ってます。
具体的には、《Bazaar of Baghdad》ルートで追加の《復讐蔦/Vengevine》や《虚ろな者/Hollow One》を探しにいくことで爆発力をあげたり、ヘイトベアルートとのプラン選択で迷った際、5枚見ることで判断材料となったり、場合によっては《Bazaar of Baghdad》自体を探すといった動きをする場合もあります。
当然、途中で引いてしまったとしても、2マナであれば十分プレイ可能な重さですし、仮にプレイする余裕がなかったとしても《Bazaar of Baghdad》の捨て札として迷わず切ることができます。
ちなみに、サイドボードアウトするカードとして選択しやすいです(そもそもデッキになかったとしても、デッキの戦闘力自体は維持できるため)。
また、《耳の痛い静寂/Deafening Silence》も、逆説やTPSといったチェインコンボに対しては非常に有効なうえに、土地と生物がデッキの3/4以上を占めるサバイバルであれば、自分へのデメリットはほぼありません。
また、《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》の登場で、生物&アーティファクトがコンボ対策として信頼度が低下している中で、エンチャントというのも大きなメリットです。
ちなみにこの2枚に関しては、14期の防衛戦がエルドレインの王権の発売後であったら(カードの情報は公開されてた)使うつもりでいたんですけどね…。
で、ここからは大会の結果ですが、
R1 bye
R2 ホガークヴァイン ✕✕
R3 土地単(ハグラ型) ✕○○
R4 URデルバー ○✕○
R5 逆説(バント)✕○✕
R6 逆説(ティムール)✕○○
の4-2で、最終順位は14位でした。
R2に関しては、《甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis》の有無によるデッキの爆発力の差。
R5に関しては、3ゲーム目の初手キープに甘さがあったのと、途中のミスに動揺してミスを重ねてしまったのが敗因だったと思います。
あと1勝が遠かったわけですが、また次回頑張るとしましょうw。
では今回はこの辺で。
PS:くとぅるふさん、第15期ヴィンテージ神就任&2冠達成おめでとうございます。
ヴィンテ大会予定(11-1月確定分)
2019年11月27日 Magic: The Gathering11/30 晴れる屋TC 神トライアル
12/1 晴れる屋TC 神トライアル
12/7 晴れる屋TC 神挑戦者決定戦
12/8 東京MTG
12/15 晴れる屋秋葉原
(12/29 晴れる屋大阪 関西帝王戦)
12/31 晴れる屋秋葉原
1/5 晴れる屋TC 神トライアル
なお、HPの更新は更新されてませんが、12/14にENNDAL GAMESさんでも開催を検討中とのことです。
つーか、ほぼ毎週じゃねーか!
12/1 晴れる屋TC 神トライアル
12/7 晴れる屋TC 神挑戦者決定戦
12/8 東京MTG
12/15 晴れる屋秋葉原
(12/29 晴れる屋大阪 関西帝王戦)
12/31 晴れる屋秋葉原
1/5 晴れる屋TC 神トライアル
なお、HPの更新は更新されてませんが、12/14にENNDAL GAMESさんでも開催を検討中とのことです。
つーか、ほぼ毎週じゃねーか!
11月のヴィンテージ予定(都内)
2019年10月29日 Magic: The Gathering11/3 晴れる屋秋葉原店 Let’s 5 Vintage DX(受付13:30~14:00)
11/24 東京MTG(開始:14:00)
11/30 晴れる屋TC ヴィンテ神トライアル(受付11:00~12:00)
確認できてるのは以上。
11/24 東京MTG(開始:14:00)
11/30 晴れる屋TC ヴィンテ神トライアル(受付11:00~12:00)
確認できてるのは以上。
第14期神決定戦
2019年9月21日 Magic: The Gathering コメント (2)終わってからだいぶ間が空いてしまいましたが、ちょっと忙しかったのと生放送を見返す気分になかなかなれなかったってことでご容赦を。
結果はみなさんご存じの通りの負け、控えめに言っても完敗でした。
カードの引きやマリガンといった運に左右された部分もあったとは思いますが、勝ちパターンを見据えて、そこにきっちりと持ち込むプレイをした富澤さんの実力勝ちなのは疑う余地もありません。
正直、今回は8月末の禁止改定の影響をもろに受けてしまい、デッキリスト提出の〆前日の段階でデッキタイプすら決まっていませんでした(いくつか候補はありましたが)。その結果、単純に経験値の高いデッキという理由でサバイバルを選択せざるを得なかったというのが実情です。
ちなみに、他の候補はTPS、土地単だったのですが、TPSはプレイ経験が浅く、細かいルートの見落としからゲームを取りこぼす可能性を払拭できなかった点から、また土地単は挑戦者決定戦の前日のトライアルで決勝まで勝ち進んで(決勝はトス)手ごたえは良かったものの、細かい部分の調整が間に合わなかったというのが、今回使用を見送った理由です。
おそらく、あと1週間時間があれば、土地単を使った可能性が高かったと思います。
まあ、今回はこういう結果に終わってしまいましたが、正直1年ものあいだ、神の座に居座れるとも思ってませんでしたし、その間になかなかできない体験(解説したり、記事書いたり、動画に出たり)もさせてもらって、有意義な1年になったと思っています。
決定戦後のインタビューの際にも触れましたが、別に神の座を転げ落ちたからといって、べつにヴィンテージを引退するわけでもないですし、逆に挑戦者決定戦への参加権が復活するので、実はモチベーションは高かったりします。
ということで、当面の目標は、決定戦の席に再び座る、ってことにしておきましょうw。
そして最後になりましたが、この1年応援していただいた皆様へのお礼を持って〆させていただきたいと思います。本当にありがとうございました。
結果はみなさんご存じの通りの負け、控えめに言っても完敗でした。
カードの引きやマリガンといった運に左右された部分もあったとは思いますが、勝ちパターンを見据えて、そこにきっちりと持ち込むプレイをした富澤さんの実力勝ちなのは疑う余地もありません。
正直、今回は8月末の禁止改定の影響をもろに受けてしまい、デッキリスト提出の〆前日の段階でデッキタイプすら決まっていませんでした(いくつか候補はありましたが)。その結果、単純に経験値の高いデッキという理由でサバイバルを選択せざるを得なかったというのが実情です。
ちなみに、他の候補はTPS、土地単だったのですが、TPSはプレイ経験が浅く、細かいルートの見落としからゲームを取りこぼす可能性を払拭できなかった点から、また土地単は挑戦者決定戦の前日のトライアルで決勝まで勝ち進んで(決勝はトス)手ごたえは良かったものの、細かい部分の調整が間に合わなかったというのが、今回使用を見送った理由です。
おそらく、あと1週間時間があれば、土地単を使った可能性が高かったと思います。
まあ、今回はこういう結果に終わってしまいましたが、正直1年ものあいだ、神の座に居座れるとも思ってませんでしたし、その間になかなかできない体験(解説したり、記事書いたり、動画に出たり)もさせてもらって、有意義な1年になったと思っています。
決定戦後のインタビューの際にも触れましたが、別に神の座を転げ落ちたからといって、べつにヴィンテージを引退するわけでもないですし、逆に挑戦者決定戦への参加権が復活するので、実はモチベーションは高かったりします。
ということで、当面の目標は、決定戦の席に再び座る、ってことにしておきましょうw。
そして最後になりましたが、この1年応援していただいた皆様へのお礼を持って〆させていただきたいと思います。本当にありがとうございました。
Youはどうしてヴィンテージへ
2019年7月11日 Magic: The Gatheringこないだ、ヴィンテ界隈でも指折りのやべー人(参加できないのに沖縄から神決見に来ちゃうような人は確実にやべー、異論は認めない)が「ヴィンテ勢は金持ちなんかじゃないよ(ただし一部のぞく)」ってTwitterで言ってたんで、自分もヴィンテに参入したきっかけを書いとこうかと思います。
199X年、地球は核のほの…じゃなくて、99年に横浜で開催された世界選手権でのこと…
同行した後輩1「ポケモンカード出して、《Mox Sapphire》ゲットしました!」
同行した後輩2「俺も《Mox Ruby》トレードしてもらいました」
後輩1、2「その外人さん、まだ《Black Lotus》持ってましたよ」
(俺「何この流れ、Lotus引っ張れなかったら、でかい顔できねーじゃん」)
ということで、参加中のサイドイベントの最終ラウンドをIDして、トレードすることに、
俺、「テンペストブロックとウルザズサーガの日本語版フルコンプと、ファイルから好きなだけカード持って行っていいから、その《Black Lotus》出してよ(片言英語)」
外人さん「HAHAHA,OK(意訳)」
ってことで、底なし沼への最初の一歩を踏み出すことに…。
まあ、しばらくはスクリューダウンホルダー(アクリルのブロックみたいなやつ)に保管した《Black Lotus》を眺めてニヤニヤしてただけなんですけどね。
で、その後しばらくすると、「《Black Lotus》だけ眺めててもしょうがねえし、せっかくだし他のパワーナイン&土地関係も揃えてデッキ組めるようにしよう」ってことで、少しずつ買い足していった次第です(当時、各2‐3万で買えた時代なので、学生のバイトの収入でどうにでもなった)。
ちなみに、当時エクステンデッドをやっていた関係で、デュアルランド各種は揃ってました(ちなみにボルカ、アンシーでも3000円以下で余裕で買えました)。
で、カードは揃ったものの、当時ヴィンテージをやってるプレイヤーなんて早々いるわけもなく、デッキを使う機会もなかったわけですが…
2004年GP横浜のサイドイベントの受付での会話
俺「サイドイベントでヴィンテージってないんっすか?w」
受付の人「8人集まったら開催してあげるよw」
俺「OKwww」
という冗談みたいな会話の後…
しばらくすると、どこからともなくヴィンテ勢が8人集まって、おそらく国内初のGPサイドイベントのヴィンテージが開催することにw
ちなみに、当時のサイドイベントは8人フライトのSE形式で、自分は2没(最初の相手がエロまさんだったのだけは覚えてます)でした。
その後、都道府県選手権で上位入賞したり、Finalsの予選突破したりでそれなりに満足して燃え尽き症候群気味だったのと、神河救済のあまりのカード弱さから、スタンダードから距離を置くようになります。
だた、当時開催されていた東海道ヴィンテージ(都内近郊、沼津、名古屋)東海道ヴィンテージが開催されなくなってからも、ヴィンテージの大会があるとちょいちょい遠征(仙台とかも)したりはしてたので、現在のフットワークの軽さの一因はこの辺りにあるのかもしれません。
で、その後2015年、東京MTGさんがAsia Vintage Championshipを開催を発表したのと、晴れる屋さんがヴィンテージ神決定戦の開催によって国内のヴィンテージ事情が大きく活性化することなるのは、皆さんご存じの通りかと思います。
てことで、話は最初に戻りますが、要は自分の場合、金持ちでもなんでもなく、パワー9が入手しやすい価格だったころに買ってただけってことですね(実際、こういう人は多いと思いますよ)。
199X年、地球は核のほの…じゃなくて、99年に横浜で開催された世界選手権でのこと…
同行した後輩1「ポケモンカード出して、《Mox Sapphire》ゲットしました!」
同行した後輩2「俺も《Mox Ruby》トレードしてもらいました」
後輩1、2「その外人さん、まだ《Black Lotus》持ってましたよ」
(俺「何この流れ、Lotus引っ張れなかったら、でかい顔できねーじゃん」)
ということで、参加中のサイドイベントの最終ラウンドをIDして、トレードすることに、
俺、「テンペストブロックとウルザズサーガの日本語版フルコンプと、ファイルから好きなだけカード持って行っていいから、その《Black Lotus》出してよ(片言英語)」
外人さん「HAHAHA,OK(意訳)」
ってことで、底なし沼への最初の一歩を踏み出すことに…。
まあ、しばらくはスクリューダウンホルダー(アクリルのブロックみたいなやつ)に保管した《Black Lotus》を眺めてニヤニヤしてただけなんですけどね。
で、その後しばらくすると、「《Black Lotus》だけ眺めててもしょうがねえし、せっかくだし他のパワーナイン&土地関係も揃えてデッキ組めるようにしよう」ってことで、少しずつ買い足していった次第です(当時、各2‐3万で買えた時代なので、学生のバイトの収入でどうにでもなった)。
ちなみに、当時エクステンデッドをやっていた関係で、デュアルランド各種は揃ってました(ちなみにボルカ、アンシーでも3000円以下で余裕で買えました)。
で、カードは揃ったものの、当時ヴィンテージをやってるプレイヤーなんて早々いるわけもなく、デッキを使う機会もなかったわけですが…
2004年GP横浜のサイドイベントの受付での会話
俺「サイドイベントでヴィンテージってないんっすか?w」
受付の人「8人集まったら開催してあげるよw」
俺「OKwww」
という冗談みたいな会話の後…
しばらくすると、どこからともなくヴィンテ勢が8人集まって、おそらく国内初のGPサイドイベントのヴィンテージが開催することにw
ちなみに、当時のサイドイベントは8人フライトのSE形式で、自分は2没(最初の相手がエロまさんだったのだけは覚えてます)でした。
その後、都道府県選手権で上位入賞したり、Finalsの予選突破したりでそれなりに満足して燃え尽き症候群気味だったのと、神河救済のあまりのカード弱さから、スタンダードから距離を置くようになります。
だた、当時開催されていた東海道ヴィンテージ(都内近郊、沼津、名古屋)東海道ヴィンテージが開催されなくなってからも、ヴィンテージの大会があるとちょいちょい遠征(仙台とかも)したりはしてたので、現在のフットワークの軽さの一因はこの辺りにあるのかもしれません。
で、その後2015年、東京MTGさんがAsia Vintage Championshipを開催を発表したのと、晴れる屋さんがヴィンテージ神決定戦の開催によって国内のヴィンテージ事情が大きく活性化することなるのは、皆さんご存じの通りかと思います。
てことで、話は最初に戻りますが、要は自分の場合、金持ちでもなんでもなく、パワー9が入手しやすい価格だったころに買ってただけってことですね(実際、こういう人は多いと思いますよ)。
神決定戦備忘録
2019年6月29日 Magic: The Gathering第13期のヴィンテージ神決定戦に参加したので、備忘録代わりにいろいろと書いてみたいと思います。
◎デッキ選択
〇灯争大戦
まず第12期の決定戦以降の変化というと、まずは灯争大戦のリリースです。というか主に《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》と《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》の登場で、ヴィンテージの環境が激変することになります。
リリース直後のタイミングで、晴れる屋TCの神トライアル、大阪店での関西帝王戦が行われ、おおむね《大いなる創造者、カーン》やや優位といった形の結果が出ることになります。
そして、MOの結果でもKarn Shopなどのデッキが登場し、この段階では《大いなる創造者、カーン》を軸にしたデッキを中心に、決定戦での使用デッキの検討を開始していました。
〇モダンホライゾン
そこに待ったをかけたのが、モダンホライゾンの情報です。
具体的には《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》と《活性の力/Force of Vigor》の2枚の情報により、灯争対戦のリリースで荒れて以降ようやく落ち着き始めていたメタが、再び大荒れの様相を呈することになります。
実際、モダンホライゾン発売週(挑戦者決定戦の前週)に行われた晴れる屋TCでのトライアルは、この2枚のカードを試すべくサバイバルの海と化しており(私もサバイバルを使用)、アーティファクト軸のデッキを持ち込むのは自殺行為としか思えない状況でした(実際、初代ヴィンテージ神の森田さんもトライアルにはMUDを持ち込んでいたのですが、この環境でMUDは無理ということで挑戦者決定戦ではサバイバルを使用しています)。
〇提出期限
そして、提出期限の週の頭の段階で選択肢として残っていたのが、Karn Shop(エルドラージ型)、サバイバル、ドレッジの3種でした。
Karn Shopに関しては、HARERUYA CONBATで使用したものとほぼ同じリストですが、使用していて《Mishra’s Workshop》と噛み合わない時がどうしても存在する点、妨害の要である《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》などが《活性の力》によって難なく破壊されてしまう点に対しての回答が見つからずに断念。
ドレッジに関しては、挑戦者を待ち受ける立場のデッキとしては悪くない選択なのですが、使用経験が浅い、現マリガンの場合どうしても《Bazaar of Baghdad》が初手に来ない可能性が払拭できない、といった理由で使用を避けました。
そしてサバイバルですが、モダンホライゾンで加わった2種のカードにより、不安のあった対MUD、逆説に対しての相性が改善、安定感こそ若干不安があるもののそれを補って余りある爆発力、何より昨年の秋からラヴニカの献身発売以降までの間使用していた経験がある、という点が決め手となり決定戦での使用を決めることになります。
◎カード選択
リストは、https://www.hareruyamtg.com/ja/deck/238633/show/ 参照。
〇メイン
・土地&マナファクト
フェッチは当然のことながら、《真髄の針/Pithing Needle》系を想定して目いっぱい散らす。
マナファクトは、大量に置いても《活性の力》の的になるだけなので、色の合うもののみ。
・《アゾリウスの造反者、ラヴィニア/Lavinia, Azorius Renegade》
バントカラーを使う理由その1。《活性の力》、《貪欲な罠/Ravenous Trap》、《外科的摘出/Surgical Extraction》などピッチスペルの使用頻度が増している点を見ても、ゲームのカギになりうるカード。
・《拘留代理人/Deputy of Detention》
バントカラーを使う理由その2。
3マナとやや重い部分はあるが、万能除去てある点は代えがたい利点。実際にこれの枚数でゲームが決まる場面すらある。
・《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》
複数枚引いても無駄にならないのだが、今の環境では逆説系は優勝まで届かない、MUD系には効きが悪い時がある、最悪《適者生存/Survival of the Fittest》でサーチするという理由からメインは2枚に。
・《活性の力/Force of Vigor》
《ドルイドの誓い/Oath of Druids》《適者生存》といったやばいカードをきっちり割りに行くためにも、メイン3枚と多めの搭載。
・《森の知恵/Sylvan Library》
《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob》3枚投入と迷ったのだが、《Bazaar of Baghdad》との併用が前提となるため、単体でカードを引き増せる点を評価して1枚採用(《覆いを割く者、ナーセット》が着地したら役に立たなくなるのは《Bazaar of Baghdad》も同様なので)。
〇サイドボード
・《貪欲な罠/Ravenous Trap》&《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》
《貪欲な罠》3枚でもよかったのだが、最近は採用例が増えすぎてケアされるため、サーチ可能な《悔恨する僧侶》に1枚差し替え。
・《虚空の杯/Chalice of the Void》&《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
フェアデッキにサイドインするカードが足りなかったため、《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》などと提出期限直前に差し替え。
◎挑戦者決定戦
〇予選ラウンド
当日は朝から会場入り。受付で入場許可証代わりに参加タグをもらう(実は参加受付突破できそうだった疑惑があったりなかったり)。
会場内を見回ると、サバイバルが多いのは想定していたものの、ドレッジも大量発生していて《Bazaar of Baghdad》祭りの様相。MUDはモダンホライゾンでの逆風で大幅減。逆説も同様に人数だけ見るとお通夜状態に…。
予選も中盤を過ぎると、上位卓はよく見かける顔ぶれに。いかに運ゲーといわれようが、経験値の差は確実に出るものである。
〇TOP8
TOP8のデッキ分布は、墓荒らし、オースがそれぞれ2人に、逆説、サバイバル、ドレッジ、ジェスカイアルカニストと結構分かれた形に。
この中でデッキ相性的を考えると、明確に有利がつくなのは川北さんのジェスカイアルカニスト、それ以外は倉田さんの逆説はブン回りの動きをされなければ五分以上、そのほかの人が上がってきた場合、ドレッジは最悪、そのほかは互角もしくはやや不利、という読みでした。
そして、勝ち上がってきたのは、ミスター神決定戦こと川北さんのジェスカイアルカニストというのは、皆さんご存じの通りです。
◎ヴィンテージ神決定戦
試合前の話で、お互いサバイバル有利という認識で決定戦がスタート。
・Game 1
初手で考えたのが、《適者生存》からのブン回りスタートと、1ターン目《復讐蔦/Vengevine》素だし。《意志の力/Force of Will》を構えられていた場合、どっちも手が詰まることに変わりはないので、最大リターンの大きい《適者生存》ルートを選択。
《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla》を2回プレイしたのは完全なミス(一瞬マナが足りないと思ってしまい、そちらに気を取られたのが原因)で解説の津村プロの言う通り、《復讐蔦》を2枚走らせるのが正解です。
・Game 2
初手のマリガンは、《精神的つまづき/Mental Misstep》と《稲妻/Lightning Bolt》をくらったときの展開の遅れが気になったのが理由です。が、今考えるとキープでもよかった気はします。
・Game 3
最初の7枚は《Bazaar of Baghdad》があれば完璧だったのですが、《Bazaar of Baghdad》なしでは何もできないのでマリガン。
マリガン後は、《Ancestral Recall》、《Bazaar of Baghdad》があったのでやむなくキープといった感じでした。
そして問題の土地2枚置きの場面ですが、まあ完全な見落としとしか言いようがないです。
《Bazaar of Baghdad》を置いて《虚ろな者/Hollow One》をプレイする際に、万が一の《破壊放題/Shattering Spree》をケアして1枚出さずにおくべきかなどと余計なこと(盤面のマナを考えれば2枚出そうがそもそも問題ない状況だった)を考えた結果、《Bazaar of Baghdad》をセットしていたのを失念していたというのが、原因です。
これに関していえば、お互い動ける(私の場合は動く必要のない)盤面ではなかったというのが、不幸中の幸いだったとしか言いようがありません。
中継を見ながら、指摘いただいた方には本当にありがとうございました。
というわけで、ひどいやらかし案件をやってしまいましたが、今回も運と引きに恵まれて防衛することができました。
こういったひどいミスをしないよう気をつけてプレイしたいと思いますので、今後とも見守っていただけると幸いです。
では今回はこの辺で。
◎デッキ選択
〇灯争大戦
まず第12期の決定戦以降の変化というと、まずは灯争大戦のリリースです。というか主に《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》と《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》の登場で、ヴィンテージの環境が激変することになります。
リリース直後のタイミングで、晴れる屋TCの神トライアル、大阪店での関西帝王戦が行われ、おおむね《大いなる創造者、カーン》やや優位といった形の結果が出ることになります。
そして、MOの結果でもKarn Shopなどのデッキが登場し、この段階では《大いなる創造者、カーン》を軸にしたデッキを中心に、決定戦での使用デッキの検討を開始していました。
〇モダンホライゾン
そこに待ったをかけたのが、モダンホライゾンの情報です。
具体的には《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》と《活性の力/Force of Vigor》の2枚の情報により、灯争対戦のリリースで荒れて以降ようやく落ち着き始めていたメタが、再び大荒れの様相を呈することになります。
実際、モダンホライゾン発売週(挑戦者決定戦の前週)に行われた晴れる屋TCでのトライアルは、この2枚のカードを試すべくサバイバルの海と化しており(私もサバイバルを使用)、アーティファクト軸のデッキを持ち込むのは自殺行為としか思えない状況でした(実際、初代ヴィンテージ神の森田さんもトライアルにはMUDを持ち込んでいたのですが、この環境でMUDは無理ということで挑戦者決定戦ではサバイバルを使用しています)。
〇提出期限
そして、提出期限の週の頭の段階で選択肢として残っていたのが、Karn Shop(エルドラージ型)、サバイバル、ドレッジの3種でした。
Karn Shopに関しては、HARERUYA CONBATで使用したものとほぼ同じリストですが、使用していて《Mishra’s Workshop》と噛み合わない時がどうしても存在する点、妨害の要である《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》などが《活性の力》によって難なく破壊されてしまう点に対しての回答が見つからずに断念。
ドレッジに関しては、挑戦者を待ち受ける立場のデッキとしては悪くない選択なのですが、使用経験が浅い、現マリガンの場合どうしても《Bazaar of Baghdad》が初手に来ない可能性が払拭できない、といった理由で使用を避けました。
そしてサバイバルですが、モダンホライゾンで加わった2種のカードにより、不安のあった対MUD、逆説に対しての相性が改善、安定感こそ若干不安があるもののそれを補って余りある爆発力、何より昨年の秋からラヴニカの献身発売以降までの間使用していた経験がある、という点が決め手となり決定戦での使用を決めることになります。
◎カード選択
リストは、https://www.hareruyamtg.com/ja/deck/238633/show/ 参照。
〇メイン
・土地&マナファクト
フェッチは当然のことながら、《真髄の針/Pithing Needle》系を想定して目いっぱい散らす。
マナファクトは、大量に置いても《活性の力》の的になるだけなので、色の合うもののみ。
・《アゾリウスの造反者、ラヴィニア/Lavinia, Azorius Renegade》
バントカラーを使う理由その1。《活性の力》、《貪欲な罠/Ravenous Trap》、《外科的摘出/Surgical Extraction》などピッチスペルの使用頻度が増している点を見ても、ゲームのカギになりうるカード。
・《拘留代理人/Deputy of Detention》
バントカラーを使う理由その2。
3マナとやや重い部分はあるが、万能除去てある点は代えがたい利点。実際にこれの枚数でゲームが決まる場面すらある。
・《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》
複数枚引いても無駄にならないのだが、今の環境では逆説系は優勝まで届かない、MUD系には効きが悪い時がある、最悪《適者生存/Survival of the Fittest》でサーチするという理由からメインは2枚に。
・《活性の力/Force of Vigor》
《ドルイドの誓い/Oath of Druids》《適者生存》といったやばいカードをきっちり割りに行くためにも、メイン3枚と多めの搭載。
・《森の知恵/Sylvan Library》
《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob》3枚投入と迷ったのだが、《Bazaar of Baghdad》との併用が前提となるため、単体でカードを引き増せる点を評価して1枚採用(《覆いを割く者、ナーセット》が着地したら役に立たなくなるのは《Bazaar of Baghdad》も同様なので)。
〇サイドボード
・《貪欲な罠/Ravenous Trap》&《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》
《貪欲な罠》3枚でもよかったのだが、最近は採用例が増えすぎてケアされるため、サーチ可能な《悔恨する僧侶》に1枚差し替え。
・《虚空の杯/Chalice of the Void》&《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
フェアデッキにサイドインするカードが足りなかったため、《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》などと提出期限直前に差し替え。
◎挑戦者決定戦
〇予選ラウンド
当日は朝から会場入り。受付で入場許可証代わりに参加タグをもらう(実は参加受付突破できそうだった疑惑があったりなかったり)。
会場内を見回ると、サバイバルが多いのは想定していたものの、ドレッジも大量発生していて《Bazaar of Baghdad》祭りの様相。MUDはモダンホライゾンでの逆風で大幅減。逆説も同様に人数だけ見るとお通夜状態に…。
予選も中盤を過ぎると、上位卓はよく見かける顔ぶれに。いかに運ゲーといわれようが、経験値の差は確実に出るものである。
〇TOP8
TOP8のデッキ分布は、墓荒らし、オースがそれぞれ2人に、逆説、サバイバル、ドレッジ、ジェスカイアルカニストと結構分かれた形に。
この中でデッキ相性的を考えると、明確に有利がつくなのは川北さんのジェスカイアルカニスト、それ以外は倉田さんの逆説はブン回りの動きをされなければ五分以上、そのほかの人が上がってきた場合、ドレッジは最悪、そのほかは互角もしくはやや不利、という読みでした。
そして、勝ち上がってきたのは、ミスター神決定戦こと川北さんのジェスカイアルカニストというのは、皆さんご存じの通りです。
◎ヴィンテージ神決定戦
試合前の話で、お互いサバイバル有利という認識で決定戦がスタート。
・Game 1
初手で考えたのが、《適者生存》からのブン回りスタートと、1ターン目《復讐蔦/Vengevine》素だし。《意志の力/Force of Will》を構えられていた場合、どっちも手が詰まることに変わりはないので、最大リターンの大きい《適者生存》ルートを選択。
《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla》を2回プレイしたのは完全なミス(一瞬マナが足りないと思ってしまい、そちらに気を取られたのが原因)で解説の津村プロの言う通り、《復讐蔦》を2枚走らせるのが正解です。
・Game 2
初手のマリガンは、《精神的つまづき/Mental Misstep》と《稲妻/Lightning Bolt》をくらったときの展開の遅れが気になったのが理由です。が、今考えるとキープでもよかった気はします。
・Game 3
最初の7枚は《Bazaar of Baghdad》があれば完璧だったのですが、《Bazaar of Baghdad》なしでは何もできないのでマリガン。
マリガン後は、《Ancestral Recall》、《Bazaar of Baghdad》があったのでやむなくキープといった感じでした。
そして問題の土地2枚置きの場面ですが、まあ完全な見落としとしか言いようがないです。
《Bazaar of Baghdad》を置いて《虚ろな者/Hollow One》をプレイする際に、万が一の《破壊放題/Shattering Spree》をケアして1枚出さずにおくべきかなどと余計なこと(盤面のマナを考えれば2枚出そうがそもそも問題ない状況だった)を考えた結果、《Bazaar of Baghdad》をセットしていたのを失念していたというのが、原因です。
これに関していえば、お互い動ける(私の場合は動く必要のない)盤面ではなかったというのが、不幸中の幸いだったとしか言いようがありません。
中継を見ながら、指摘いただいた方には本当にありがとうございました。
というわけで、ひどいやらかし案件をやってしまいましたが、今回も運と引きに恵まれて防衛することができました。
こういったひどいミスをしないよう気をつけてプレイしたいと思いますので、今後とも見守っていただけると幸いです。
では今回はこの辺で。
EWまでの大会予定メモ(ヴィンテージ)
2019年6月27日 Magic: The Gathering7/13 ENNDAL GAMES(EWトライアル)、晴れる屋(神トライアル)
7/15 夢屋(EWトライアル)
7/28 はま屋(EWトライアル)
8/3 晴れる屋(EWトライアル)
(8/4 GP千葉サイドイベント)?
8/10 バトロコ高田馬場(EWトライアル)
また、ENNDALと晴れる屋でスケジュールが被ってるー><
7/15 夢屋(EWトライアル)
7/28 はま屋(EWトライアル)
8/3 晴れる屋(EWトライアル)
(8/4 GP千葉サイドイベント)?
8/10 バトロコ高田馬場(EWトライアル)
また、ENNDALと晴れる屋でスケジュールが被ってるー><
6/24 第13期ヴィンテージ神決定戦
2019年6月24日 Magic: The Gathering コメント (1)というわけで、2回目の防衛戦に挑んできました。
相手はご存じ「ミスター神決定戦」といっても過言ではない、初代レガシー神の川北さん。戦前の晴れる屋さんのTwitterアンケでは川北さんの優勢。
まあ、自分が防衛側としてあの席にいなければ、川北さんが勝った方がストーリー的にも面白いしそうなるよなぁ、と思ったのは本音です。
川北さんともフィーチャー席についてから話していたんですが、デッキ相性的にはこちらが有利、初動をさばききる、もしくは初動《僧院の導師/Monastery Mentor》からのぶっぱアクションができるかどうかが、勝敗の分かれ目という認識でした。
結果は、ご存じの通り3-0というスコアになりましたが、実際のところはあの盤面ですら捲られる可能性はあったので、単純に運がよかったとしか言いようがありません。
ちなみに3ゲーム目の土地2枚おきに関しては、完全に私のミスなのでお恥ずかしい限りとしか言いようがありません(たまたまお互いに動く(動ける)盤面でなかったので、適正な盤面に戻せたのは不幸中の幸いでした)。
ともあれ、今回も防衛することができ、非常にうれしく思っております。
そして、デッキの調整につきあってくれた日本煙突協会の面々及び、応援いただいた多くの皆様に、この場を借りて改めてお礼申し上げます。
相手はご存じ「ミスター神決定戦」といっても過言ではない、初代レガシー神の川北さん。戦前の晴れる屋さんのTwitterアンケでは川北さんの優勢。
まあ、自分が防衛側としてあの席にいなければ、川北さんが勝った方がストーリー的にも面白いしそうなるよなぁ、と思ったのは本音です。
川北さんともフィーチャー席についてから話していたんですが、デッキ相性的にはこちらが有利、初動をさばききる、もしくは初動《僧院の導師/Monastery Mentor》からのぶっぱアクションができるかどうかが、勝敗の分かれ目という認識でした。
結果は、ご存じの通り3-0というスコアになりましたが、実際のところはあの盤面ですら捲られる可能性はあったので、単純に運がよかったとしか言いようがありません。
ちなみに3ゲーム目の土地2枚おきに関しては、完全に私のミスなのでお恥ずかしい限りとしか言いようがありません(たまたまお互いに動く(動ける)盤面でなかったので、適正な盤面に戻せたのは不幸中の幸いでした)。
ともあれ、今回も防衛することができ、非常にうれしく思っております。
そして、デッキの調整につきあってくれた日本煙突協会の面々及び、応援いただいた多くの皆様に、この場を借りて改めてお礼申し上げます。
ロンドンマリガン
2019年6月4日 Magic: The Gathering賛否両論あるけど、正式採用が決定された以上、プレイヤー側としては対応していくだけ。
あー、エターナルウィークエンドは大荒れ確定だわ・・・
あー、エターナルウィークエンドは大荒れ確定だわ・・・
神と帝王の2冠をワンチャン狙って遠征してきました。
使用デッキは新カーン入りのMUD。
デッキリストは、https://www.hareruyamtg.com/ja/deck/232828/show/ を参照。
当日のメタ読みは、
・関西は比較的MUDに対するガードが甘め(《ダク・フェイデン/Dack Fayden》がそれほど多くない)
・前日の神トライアルと帝王戦前哨戦で《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》が大量発生
という2点から、無視して殴り切ればいいMUDを選択することに。
予選ラウンドの結果は、
R1 ドレッジ ×〇〇
R2 エスパーパラドックス ×〇×
R3 カセルオース ×〇〇
R4 赤単プリズン 〇〇
R5 墓荒らし ×〇〇
R6 ID
の4-1-1で4位抜け。
決勝ラウンドは、
SE1 墓荒らし 〇×〇
SE2 墓荒らし 〇×〇
SE3 MUD ××
ということで、準優勝でした。
決勝の2ゲーム目でこちらがトリプルマリガンして、消化不良な終わり方になってしまいましたが、結果としては十分すぎますね。
優勝がずっと関西のヴィンテージ界を牽引してきた卑猥さんだというのも、ある意味一番おさまりのいい形で締めくくれたのかなと思います。
というわけで、卑猥さんには最大級の賛辞を贈らせていただきたいと思います。
PS
今回の優勝特典で神挑戦者決定戦のbyeを獲った以上、
もちろん、6月は関東に遠征してくれますよね?卑猥さん^^^^
使用デッキは新カーン入りのMUD。
デッキリストは、https://www.hareruyamtg.com/ja/deck/232828/show/ を参照。
当日のメタ読みは、
・関西は比較的MUDに対するガードが甘め(《ダク・フェイデン/Dack Fayden》がそれほど多くない)
・前日の神トライアルと帝王戦前哨戦で《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》が大量発生
という2点から、無視して殴り切ればいいMUDを選択することに。
予選ラウンドの結果は、
R1 ドレッジ ×〇〇
R2 エスパーパラドックス ×〇×
R3 カセルオース ×〇〇
R4 赤単プリズン 〇〇
R5 墓荒らし ×〇〇
R6 ID
の4-1-1で4位抜け。
決勝ラウンドは、
SE1 墓荒らし 〇×〇
SE2 墓荒らし 〇×〇
SE3 MUD ××
ということで、準優勝でした。
決勝の2ゲーム目でこちらがトリプルマリガンして、消化不良な終わり方になってしまいましたが、結果としては十分すぎますね。
優勝がずっと関西のヴィンテージ界を牽引してきた卑猥さんだというのも、ある意味一番おさまりのいい形で締めくくれたのかなと思います。
というわけで、卑猥さんには最大級の賛辞を贈らせていただきたいと思います。
PS
今回の優勝特典で神挑戦者決定戦のbyeを獲った以上、
もちろん、6月は関東に遠征してくれますよね?卑猥さん^^^^
4月の大会予定
2019年3月28日 Magic: The Gathering4/7 ヴィンテージ神挑戦者決定戦トライアル(晴れる屋)
4/13 ENNDAL GAMES休日ヴィンテージ
13日のENNDALは、モダン神のほう優先するかも?
4/13 ENNDAL GAMES休日ヴィンテージ
13日のENNDALは、モダン神のほう優先するかも?
神決定戦の形式の変更に関して・・・
2019年3月17日 Magic: The Gathering正直、神決定戦の面白さであった読みあいの部分がなくなってしまったのは残念。
ただ、ミシックチャンピオンシップの決勝ラウンドのように、お互いにリストを知った状態で1日かけてサイドボードプランまで練りこむ形式になったと思えば、一概に悪い変更とは言い切れないですね。
神と挑戦者の予定が合わせるのが難しいというのが理由で挑戦者決定戦の翌日に決定戦を行う新形式に変更になったわけですが、その直後の挑戦者決定戦で決勝進出者の一人が予定が合わないということでトスが発生して、決勝が行われなかったというのはさすがに笑うしかないなと・・・
あとは秘密に、少々。
ただ、ミシックチャンピオンシップの決勝ラウンドのように、お互いにリストを知った状態で1日かけてサイドボードプランまで練りこむ形式になったと思えば、一概に悪い変更とは言い切れないですね。
神と挑戦者の予定が合わせるのが難しいというのが理由で挑戦者決定戦の翌日に決定戦を行う新形式に変更になったわけですが、その直後の挑戦者決定戦で決勝進出者の一人が予定が合わないということでトスが発生して、決勝が行われなかったというのはさすがに笑うしかないなと・・・
あとは秘密に、少々。
2/17 第12期ヴィンテージ神決定戦
2019年2月17日 Magic: The Gatheringあけましておめでとうございます(年明けてから1度も更新してなかった…)
昨年末に挑戦者が決定してから結構期間が空きましたが、ようやく初の防衛戦と相成りました。
デッキリスト(https://article.hareruyamtg.com/article/20835/)及び対戦の内容(https://www.youtube.com/watch?v=bxpvOLqc-B0)は公開されていますので、そちら御覧ください。
デッキに関しては、完全な対人メタデッキとして禍々しい仕様になっていますが、高橋さんの実力を最大限評価したうえで、ロングゲームは絶対不利という結論に達した結果、ああいったデッキになったと考えていただければ幸いです。
最後になりますが、調整に付き合っていただいた日本煙突協会の面々、急なデッキの相談に快く応じていただいた根絶さん、そして応援いただいたすべての皆さんにこの場を借りてお礼を申し上げます。
昨年末に挑戦者が決定してから結構期間が空きましたが、ようやく初の防衛戦と相成りました。
デッキリスト(https://article.hareruyamtg.com/article/20835/)及び対戦の内容(https://www.youtube.com/watch?v=bxpvOLqc-B0)は公開されていますので、そちら御覧ください。
デッキに関しては、完全な対人メタデッキとして禍々しい仕様になっていますが、高橋さんの実力を最大限評価したうえで、ロングゲームは絶対不利という結論に達した結果、ああいったデッキになったと考えていただければ幸いです。
最後になりますが、調整に付き合っていただいた日本煙突協会の面々、急なデッキの相談に快く応じていただいた根絶さん、そして応援いただいたすべての皆さんにこの場を借りてお礼を申し上げます。
今年もお世話になりました。
2018年12月31日 Magic: The Gathering2018最後の更新ということで今年の振り返りを。
とりあえず今年の主だった戦績ですが、BMOヴィンテージTOP8、GPサイドイベントヴィンテージTOP8、神トライアル優勝3回(1月、7月、10月)準優勝1回(2月)、第11期ヴィンテージ神挑戦者決定戦優勝&神就任と、自分としては出来過ぎともいえる結果を残すことができました。
そこから派生して、カードのレビュー記事を書く機会や挑戦者決定戦での解説の機会があったり、EWで公式カバレージに載ってみたり(負け試合ですがw)と、貴重な経験もさせてもらい、非常に有意義な1年だったと思います。
これもひとえに、普段からお付き合いをいただいている皆様のおかげですので、この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。
そして、今後とも変わらぬお付き合いをいただけると幸いです。
手短ではありますが、年末のご挨拶ということで。
それでは皆様良いお年をお迎えください。
とりあえず今年の主だった戦績ですが、BMOヴィンテージTOP8、GPサイドイベントヴィンテージTOP8、神トライアル優勝3回(1月、7月、10月)準優勝1回(2月)、第11期ヴィンテージ神挑戦者決定戦優勝&神就任と、自分としては出来過ぎともいえる結果を残すことができました。
そこから派生して、カードのレビュー記事を書く機会や挑戦者決定戦での解説の機会があったり、EWで公式カバレージに載ってみたり(負け試合ですがw)と、貴重な経験もさせてもらい、非常に有意義な1年だったと思います。
これもひとえに、普段からお付き合いをいただいている皆様のおかげですので、この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。
そして、今後とも変わらぬお付き合いをいただけると幸いです。
手短ではありますが、年末のご挨拶ということで。
それでは皆様良いお年をお迎えください。
12/30 晴れる屋ヴィンテージ神トライアル
2018年12月31日 Magic: The Gathering今年のマジック納めということで参加してきました。
参加は16+途中参加1名の17名。スイス5回戦でTOP4のSEでした。
デッキはMUD。
11期のトライアルで2bye獲得&挑戦者決定戦優勝の感謝の念を込めて、情の選択です。
対戦結果の方は、
R1 エスパーメンター ×〇×
R2 MUD ××
R3 スタイフルノート 〇××
R4 bye
R5 SenseiSensei 〇〇
の2-3。
《修繕/Tinker》2連発で終わったり、マリガン連発だったりと若干運に見放されてた部分もあったので、しょうがないかなと。
年明け5日もトライアルがあるので、ぼちぼち頑張りたいと思います。
ちなみに今回のトライアルから、参加32名以下は優勝者のみに1byeという形に変更になったそうです(本戦のラウンド数に対して、2byeがあまりに有利すぎるというのが理由だそうです)。
では今回はこの辺で。
参加は16+途中参加1名の17名。スイス5回戦でTOP4のSEでした。
デッキはMUD。
11期のトライアルで2bye獲得&挑戦者決定戦優勝の感謝の念を込めて、情の選択です。
対戦結果の方は、
R1 エスパーメンター ×〇×
R2 MUD ××
R3 スタイフルノート 〇××
R4 bye
R5 SenseiSensei 〇〇
の2-3。
《修繕/Tinker》2連発で終わったり、マリガン連発だったりと若干運に見放されてた部分もあったので、しょうがないかなと。
年明け5日もトライアルがあるので、ぼちぼち頑張りたいと思います。
ちなみに今回のトライアルから、参加32名以下は優勝者のみに1byeという形に変更になったそうです(本戦のラウンド数に対して、2byeがあまりに有利すぎるというのが理由だそうです)。
では今回はこの辺で。
12/23-24 The Last Sun
2018年12月24日 Magic: The Gathering現「神」の特典で参加権があったので参加してきました。
使用デッキ
モダン:RGヴァラクート
レガシー:白単エルドラージ
初日
R1 バントスピリット(前年チャンプ川居さん)〇×〇
R2 5C人間 ×〇×
R3 BGミッドレンジ 〇××
R4 グリクシスシャドウ 〇××
R5 黒単リアニ 〇〇
R6 ANT 〇〇
R7 ミラクル 〇××
R8 グリデル(Hareruya Hopes宇都宮さん)〇〇
いきなり前年のチャンプに激突してしまう不具合に見舞われつつ、勝ちを拾えて流れに乗れるかと思ったら、神速で3連敗してしまうという体たらく。
レガシーラウンドで踏ん張って、なんとか4-4まで星を戻すことに成功。
2日目
R9 グリデル(現レガシー神) 〇×〇
R10 URウィザード ××
R11 ドレッジ 〇〇
R12 ミラクル 〇×〇
R13 Lands ××
R14 グリデル ×〇×
現レガシー神とのマッチアップを制して(なんでどっちも関係ないモダンで当たってるんですかねえと、お互いに苦笑い)、R12までは比較的好調だったものの、R13で神速でマリットレイジを2回降臨させられたあたりで運が逃げたのか、連敗して終了。
最終結果は7-7ときっちり勝ち越して終わりたかったというのが本音ですが、まあロクに練習もしてない状況では、負け越さなかっただけでも上出来といったところでしょうか(大半の人は予選を抜けてきてる実力者ばかりですしね)。
というわけで、GP静岡からモダン&レガシーばかりやってたわけですが、今回のThe Last Sunでひと段落。
以降は、ヴィンテージ中心に戻りたいと思います。
とりあえず、次週神トライアルがあるので、そこが年内最終戦ということになりそうです。
では今回はこの辺で。
使用デッキ
モダン:RGヴァラクート
レガシー:白単エルドラージ
初日
R1 バントスピリット(前年チャンプ川居さん)〇×〇
R2 5C人間 ×〇×
R3 BGミッドレンジ 〇××
R4 グリクシスシャドウ 〇××
R5 黒単リアニ 〇〇
R6 ANT 〇〇
R7 ミラクル 〇××
R8 グリデル(Hareruya Hopes宇都宮さん)〇〇
いきなり前年のチャンプに激突してしまう不具合に見舞われつつ、勝ちを拾えて流れに乗れるかと思ったら、神速で3連敗してしまうという体たらく。
レガシーラウンドで踏ん張って、なんとか4-4まで星を戻すことに成功。
2日目
R9 グリデル(現レガシー神) 〇×〇
R10 URウィザード ××
R11 ドレッジ 〇〇
R12 ミラクル 〇×〇
R13 Lands ××
R14 グリデル ×〇×
現レガシー神とのマッチアップを制して(なんでどっちも関係ないモダンで当たってるんですかねえと、お互いに苦笑い)、R12までは比較的好調だったものの、R13で神速でマリットレイジを2回降臨させられたあたりで運が逃げたのか、連敗して終了。
最終結果は7-7ときっちり勝ち越して終わりたかったというのが本音ですが、まあロクに練習もしてない状況では、負け越さなかっただけでも上出来といったところでしょうか(大半の人は予選を抜けてきてる実力者ばかりですしね)。
というわけで、GP静岡からモダン&レガシーばかりやってたわけですが、今回のThe Last Sunでひと段落。
以降は、ヴィンテージ中心に戻りたいと思います。
とりあえず、次週神トライアルがあるので、そこが年内最終戦ということになりそうです。
では今回はこの辺で。
大会結果まとめ
2018年12月23日 Magic: The Gatheringしばらく更新をさぼってたので、その間に参加した大会の結果だけ簡単に。
まずは11/29のGP静岡レガシー本戦。
使用デッキは、白単エルドラージ。
結果は、4-3で最終戦を残してドロップ。
前週のレガシー神のあと体調を崩して本調子ではなかったのでやむなし。
つづいて、12/2のサイドイベントヴィンテージ。
使用デッキは、サバイバル。
結果は3-2。
《オークの木こり/Orcish Lumberjack》採用型を使いましたが、爆発力が尋常ではなく手ごたえは上々でした。
12/8のThe Last Sunモダン予選。
使用デッキはRGヴァラクート。
結果は2-2。煙突協会の忘年会があったために途中ドロップ。
最後は12/16のモダン神挑戦者決定戦。
デッキはRGヴァラクート。
結果は3-3でドロップ。
てな感じで、全体的に微妙な感じでした。
これを書いてるのが、The Last Sun初日終わった後なので、次回はその結果をの予定。
まずは11/29のGP静岡レガシー本戦。
使用デッキは、白単エルドラージ。
結果は、4-3で最終戦を残してドロップ。
前週のレガシー神のあと体調を崩して本調子ではなかったのでやむなし。
つづいて、12/2のサイドイベントヴィンテージ。
使用デッキは、サバイバル。
結果は3-2。
《オークの木こり/Orcish Lumberjack》採用型を使いましたが、爆発力が尋常ではなく手ごたえは上々でした。
12/8のThe Last Sunモダン予選。
使用デッキはRGヴァラクート。
結果は2-2。煙突協会の忘年会があったために途中ドロップ。
最後は12/16のモダン神挑戦者決定戦。
デッキはRGヴァラクート。
結果は3-3でドロップ。
てな感じで、全体的に微妙な感じでした。
これを書いてるのが、The Last Sun初日終わった後なので、次回はその結果をの予定。
禁止改定
2018年11月26日 Magic: The Gatheringまあ、ノーチェンジでしょう。
というか、GP直前で禁止とかマジでシャレにならないので、ノーチェンでお願いしますw
というか、GP直前で禁止とかマジでシャレにならないので、ノーチェンでお願いしますw